BBBR 番外

12月26日。
アンサンブルコンテストの県大会も終わり、今日は久しぶりの合奏だった。
お昼休み、僕はいつも男子が集まっているピアノの近くに座った。
「あ、小田の弁当箱いつもと違う」
浅田は僕の隣に座った。
「昨日持ってかえるの忘れたー」
「うわ、うわきたなっっ」
「うっせーよ潔癖め」

そのとき肩に何かを掛けられた。
見ると、それは赤くて、はっぴみたいな感じだった。
でももこもこしてて、袖とか白いからはっぴじゃないなあ。
考えていると今度は頭。
帽子・・・。
ていうか

「何なんですかしょーさん」
振り向かずに言う。
「あー!ばれちゃったー」
「これは、何ですか」
「みてわかんねーのかよ!!お前は遅れたサンタだ!!!プレゼントくれ!!金出せ!!」

相変わらず意味わかんないなあこの人。
てかかつあげじゃねえか

「ねえねえしょーさん!!ひげ!!ひげみっけた!!」
ああ、ありさ先輩の声・・・グルなんだ。
「おうありさよくやった!!つけよーぜ!」
「・・・嫌ですう」
「いやじゃねー!!!いいか?お前はサンタなんだ!」
「僕そんなおじいさんじゃないですもん。じじいなら関口のがぴったりじゃないですかあ。僕まだ13ですよ」
「あいつは逃げた!だいぶ前に逃げられた!!オレだって14だ!」
「・・・かわいそうに」
「ありさー!はやくひげーーーー!!」

「・・・・・・・・バカ?」
後ろからあきれたような八角先輩の声がした。
END