いつのまにか眠っていたようだ。

…今までのことは、夢?
と思ったがオレの周りの光景が最悪の形でそれを否定した。

教室の窓からまぶしい朝のひかりが入ってきている。
また教卓に朝は座っていて、横には白い猫。
オレは真ん中くらいの席に座っている。
一番前の席には制服を真っ赤にした森田が、宙をみて座っている。
左右の席には八角と川野。
そして、後ろに2つの死体。

夢じゃないし。

「あっ秋本は早起きだねっっ」
朝はまた脳天気にしゃべる。

ふざけてる。
「てめえっっっ!!!」
殴りかかろうとしたが、昨日と同じだ。
やっぱり力が入らず、叫ぶだけで終わった。

それでまわりの2人も起きあがる。

「全員起きたねーっ」
そう言うと朝は教卓の上に立つ。
「おーめでとー!!君たち4にんは記念すべきにんげんだよー!!お疲れ様ー!ラスト4だね!!」

ラスト4?
じゃあ、もう

「みんな死んじゃって、君たちが生き残りましたー!まあふくちゃんは裏口だけどねん」




みんな、死んだ?



まさか



「ほんとなんだよーんっっつーこ、と、で!!君たちは人間1号になるんだー!!」
「・・・!!!」
「君たちはほかのよわっちいやつらとは違うんだね」






体が勝手に動く。

押さえつけられるような圧力を感じながら、それでも。

ベルトにさしてあった刀を抜いて朝に斬りかかる。


「しょうさん!!?」


肩から、腹まで。一気に






「いったいなあもー」

全く痛くなさそうに朝が言った。

血が、出ていない。

それどころか斬れた部分の傷がみるみる治っていく。


「な・・・」

その場にへたり込む。


よくわからない気持ちでいっぱいになる。
潰れそうにる。



「だからーおいらは人間じゃないんだからねっっ!!」

川野と八角が駆け寄ってくる。
三人とも朝をにらみつけた。
森田は相変わらず宙を見ている。


「ふーん・・・そっか、3人とも一緒に行きたくないんだね。」



朝はこちらをにらみつける。

「じゃ、ここに残ればいいんじゃない?気が変わったよーん。滅亡してちょうだいなっっ」








僕等3人はまた違うところに移動していた。

中学校のグラウンド。

さっきのところとは違う。
本物のようだ。

でもやっぱり他の人はいなくて、車の音もしなくて。


まちが空っぽだった。

そして