マシンガンを入れたことによってカバンはだいぶ重くなった。
中学校。
あのまままっすぐここに来た。
3階の多目的ホールの前の小さい教室にいこうと思ったのだ。あそこは狭くて落ち着く。
職員玄関から入り廊下を歩いていると声が聞こえた。
「お前何なんだよぉっ」
「はぁっ?うっせえし。何お前、消えろっ」
こんな状況の下で、いつもと変わらず小山直哉と竹下祐人が喧嘩をしていた。
あぁ、またかよ・・・・・。
思わず下を向く。うんざりした。彼はこいつらにあうとろくなことがない。
2人は関口の存在に気がついた。
「よしきぃっ!!竹下なんとかしてよぉっっ」
なよなよした、高い小山の声。
「おう関口ぃ、こいつ黙らせろ」
命令口調の竹下。
はぁっっ、と深いため息。
あーもーめんどくせー・・・なんかいい方法はないのかな。
あぁ、そうだ。
関口は思いついて俯いていた顔をあげた。
「どっどうしたの?よしき??」「どうしたんだよ、あんだよお前」
関口は背中の方に手を持って行きながら言う。
「いやさ、お前らの願いを同時にかなえてやれるよ俺」
「え?どういうことっっ??」
「そっか。じゃあ直哉からだな」
「え?」
ばんっっ
耳を壊すような音。
直哉は上を向きながら倒れた。
両目が逆を見ている。
関口は黒い固まりを持っていた。
小さな銃。
「んーやっぱ本物は違うなぁ」
そういってとてもとてもとてもとても満足そうに笑っていた。
「な、ななななんだお前っっ??!!!」
「んー?だから解決したでしょーお前の願い。黙らせた。」
「いっいやっそ、そーじゃなくて」
竹下は相当あわてている。
「あ、直哉の願いも叶えなきゃね」
「え?え?」
「お前も、なんとかする」
「えっちょっっおちつけよせ」
ばん。
「ふふー♪」
動かない2人を置いて関口は歩き出した。
本物を手に入れたことを実感していた。
2人脱落 残り47人